減量するには、何を食べるのか?の前に、何を買うのか?が重要です。数分間の短い買い物時間内で、カロリー計算をしながら食べ物を選ぶことは誰でも難しいことです。
今ここで、いつも食べている食事を思い浮かべ、その中から糖質と良くない油を見極めて、毎日確実に500kcalを引き算すれば、簡単に1ヵ月マイナス2kgを目指せます*。
事例を参考にしていただき、あなた自身が毎日の食事の中で、何を引くべきかを決定し、ただそれを実行に移すことさえできれば、減量は必ず成功します!
- 脂肪を2kg減らすためには14,000kcalの消費が必要 14,000kcal/30日=1日に467kcalの引き算!
かろやか食生活 第1回〜第4回
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第1回料理が苦手でコンビニ愛用、仕事がノってる独身サラリーマン
帰りが遅くて、疲れちゃってご飯なんて作れないから、ほとんど毎日コンビニを利用。
夕食はお腹いっぱいゆっくり食べたいから朝食を抜いてカロリーコントロールしてる。
朝は起きるのがギリギリだし、お腹もすいていないから、会社へ行ってブラック缶コーヒー1本飲むくらい。昼は忙しくて時間がないから、簡単に食べられる菓子パンとジュースかな。
(30歳男性、会社員独身)この食事、こんな風にしたらいかがでしょう
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第2回人付き合いの良い営業マン、宴会好きでちょっと寂しい単身赴任
単身赴任だから、外食がほとんど。ボリュームがあるし麺が好きだから昼はほとんど中華料理。夕食は接待の会食に同僚や後輩と帰りに居酒屋へ行くことが多いが、みんなで食べるから自分がどれだけ食べたかわからない。鍋は良く食べるが最後のシメはうどんが多い。夕食の時には必ずビール500mLを毎日2本飲む。
(40歳男性、会社員単身赴任)この食事、こんな風にしたらいかがでしょう
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第3回子育て終わって一段落、朝食のパンとランチブッフェが大好きな奥様
パンが好きだから、買い物ついでにパン屋さんで、翌日の朝食のデニッシュやマフィン、ドーナッツをよく買う。昼食は、子どもも大きくなったので、お友だちとランチブッフェへ行くことが多い。夕食は主人とふたりだけだから、スーパーで手間なしの惣菜を買ってくることがほとんどだけれど、健康のためにサラダと魚を選ぶようにしている。汁物は自分で作る。お米が大好きなのでついついおかわりしてしまう。
(60歳女性、主婦)この食事、こんな風にしたらいかがでしょう
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第4回夜勤におやつが欠かせない、お菓子が大好きな働き者の介護士さん
夕方、近くのスーパーに寄って、焼きそばやお好み焼きと100%オレンジジュースを買い、イートインで食べてから出勤する。ついでに夜勤で食べるおにぎり2個と飲むヨーグルトとお菓子を買う。それと脱水を起こすといけないからスポーツドリンクも一緒にね。夜勤の時はお腹が空くから、焼き菓子やチョコ・飴を1個ずつちょこちょこ食べる。夜勤明けで帰宅したら、肉好きの私のために母が作ってくれた食事を食べる。体力がなくなるといけないし一番ゆっくりできる時間だから、おかずはしっかり食べて、お腹いっぱいで寝る。
(40歳女性、夜勤ありの介護士)この食事、こんな風にしたらいかがでしょう
- 監修
- 名古屋経済大学 人間生活科学部准教授 早川 麻理子