肥満症の薬物療法について
単に外見を気にして「やせたい!」という方は、薬物療法の対象になりません。
肥満症の薬物療法は、食事療法や運動療法などを行ってもそれだけでは効果が不十分な患者さんに対して、主治医の判断により検討されます。
- 薬物療法では、食事療法や運動療法など、これまでの治療をきちんと続けることがとても大切です。
- 薬物療法は、食事療法や運動療法などをきちんと続けるための助けになることがあります。
- BMIが35以上の高度肥満症の患者さんに対しては、食欲抑制剤が保険適応となっています。
- そのほかに、漢方薬などが用いられることもあります。
薬物療法の詳細については、主治医にご相談ください。
薬物療法の実施は、必ず主治医のもとで行ってください。
- 監修
- 千葉県立保健医療大学 学長 龍野 一郎