高度肥満症?
肥満症の中でもBMIが35以上の状態を高度肥満症といいます。
高度肥満症で注意すべき病気
高度肥満症では特に次のような病気に注意が必要です。
- 心不全 (心臓の機能低下による疲れやすさ、呼吸困難、浮腫など)
- 呼吸不全(肺の機能低下による息切れや呼吸困難など)
- 静脈血栓 (肺、四肢または骨盤の静脈に血栓がつまる)
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群/肥満低換気症候群 (睡眠時の窒息感や昼間の眠気、周囲の人からいびきや睡眠時の呼吸の停止の指摘など)
- 運動器疾患 (股関節や膝関節の変形や痛み、腰痛症など)
- 監修
- 宮崎大学医学部医学科生体制御医学研究講座
大阪大学蛋白質研究所 特任教授 中里 雅光